雇用問題と過労死   ( 2002年 11月 )

  またまた、私がこのような似合わないテーマの文章を書くというはめとなった。

 蔓延する不況の中、なかなか職に就けない無職の方が現在の日本には多数おられる。
私も、その一人.である。 ( 2002年 11月 現在 )
また、来春卒業し職に就くつもりの学生の方の就職内定率は、3人に 1人という今までにない非常に厳しい状況である。


 反面、極めて過酷な労働状態で休日も休めず 1日3時間程度しか睡眠も取れない状況を続け体を壊し入院する事になる.、あるいは突然、倒れて死に至る。 という事が現実に起こっている。
今まで、あまりニュースとして取り上げられる事が少なかったが、過労死の法案が出きるという事はそのような現実が多数発生し社会問題となっているという事であろう。

 私も 最近 1ヶ月ほどの短い期間ではあったが、それに近い環境を経験した.。
私の経験した業務は、ソフト開発業務の取りまとめであったが、作業が単に長時間に及ぶというだけでなく分単位で常時神経をピリピリさせておかねばならない状態で疲れを日々蓄積してるような状況であった。
しかし、このような状況でも 仕事第一で物事を考えるなら、それが正しい事になる。
会社側の厳しいプレッシャーが徐々に従業員をその環境に慣れさせ洗脳していくのだと思う。

 数年前の私であれば、やはり仕事第一というものの考え方をしていたであろう。
実際、数年前も慢性的に、仕事を深夜まで行っていた時期がある。
( 数年前のその時期は、分単位のピリピリは無かったのでその分は楽だったと思える。 )

 そういう中、3年前に 呼吸法と出会い 人間としての基本的に大事な事 「健康な体」 の重要性を再認識、実感するようになった。

呼吸法をやっていた3年間の間に、仕事で病気をわずらい呼吸法を習いに来られた方で 2人ほど亡くなられた方がいる。
病気をよくしようとして呼吸法を習いに来て少しよくなった事で安心して仕事に復帰し、また入院するはめとなり他界された。
ほかにも直接会ったことはないが、まだ若いのに無くなられた方、過労がもとで重体になり病院に入院したままの方もおられる。
私の狭い個人的な付き合いの範囲内でもそのような事があるということは、潜在的にかなりの数の過労死の方、及び過労死 予備軍の方がおられるのではないかと思う。

就職難と過労死、片や仕事が無くて困っている方、片や仕事が忙し過ぎて 健康を害している方。
なんで、このような アンバランスが生じるのであろうか。?

これは、一部の儲けている会社と、それ以外の仕事が受注出来ない会社の状況を物語っているのだろう。

会社は、客先からの仕事の依頼を断るわけにはいかない。 
それは、断ることにより仕事がほかの会社に流れ、来なくなる事を恐れている事による。
よって現時点で仕事を処理する体力が満杯状態であっても、更に仕事を受注する。
結果、そこの会社で仕事をしている社員は 1人で2人分以上の仕事をしなければならなくなる。

仕事を取れない会社は収益があがらないため、リストラするしかなくなる。

 このあたりの仕事の受注に関わる事を、もう少しバランスよく各会社に割り振れるような社会的機構があってもいいような気がするのだが...。
( もちろんこの考え方をやりすぎると資本主義経済の流れに合わないのであろうが...。
しかし資本主義経済そのものに限界がきているという経済学者もいる。 )


( 個人的には、あまり重いテーマをUpしたくないんですけど...。 )