★★★ 音楽舎の新商品インピーダンスコントローラ  ★★★


 久々の音楽舎のページに新しいページの追加です。
今回音楽舎の吉田さんが出される新商品「インピーダンスコントローラ」を紹介します。
見た目は以下のような物です。

左のものが、クラシック向き
ジャズ向きの音質を変えられる
タイプのものです。
価格は 75,000円だそうです。
左のものが、普及版?
高音質のケーブルが
4本RCAプラグ付きで
直出しで出てます。
価格は 35,000円だそうです。


ところで「インピーダンスコントローラ」って何。?
ということになるので概要を説明します。

簡単に表現すればプリアンプの代わりに使う物ということになります。
真空管のパワーアンプを使用している例を示します。


 このインピーダンスコントローラは、増幅回路が入っていません。 
パッシブ素子だけで構成された回路構成です。
( 回路構成は企業秘密との事です。 )

昔、フェーダーボックスというものがありましたが、それに位相補正等の回路を加え
改良した物のようです。
この回路は、吉田さんが20年ほど地道に研究された成果だそうです。
(確かに 10年ほど前、似たような物をみせてもらったような記憶があります。)

 オーディオにとって大事なのは音。!! ということになりますが
非常にスピード感のある切れのいい音、分解能が高い音がします。
余分な増幅回路が入ってない分、音が劣化する要素も少ないと考えられます。

音に関しては言葉で表現するのは難しいので、九州におられる方であれば、ぜひ
音楽舎に行って実際に音を聞いてみて下さい。
オーディオメーカーの方が驚いて、どうやったらそんな音がするのか教えてくれ。
と言ったぐらいですから...。

 それと増幅器がいらないもう一つの理由として、CDプレヤーの出力レベルの高さがあります。
昔は、ライン標準入力は 200mV ぐらいで、パワーアンプが最大出力を出すための入力が 1Vぐらい
だったと思います。 今のCDプレーヤーは、2V ぐらい出ます。
よって増幅する必要がないといえます。

 今までのプリアンプを使用した場合、有り余るCDプレーヤーの出力レベルを、ボリュームで
思い切り絞ってからまた増幅し直している事になります。
そう考えれば無駄な事をしていたともいえます。

特別に中身の写真です。 (ぼかしが入ってるのはご容赦願います。)