★★★ オーディオ用がまの油の販売? ★★★ ( 2012-11-13 )


 失礼な事を書いてしまいました。

実は、CD、LPの音質改善効果のある水溶液 ( 白金ナノ粒子水溶液 )を
音楽舎にて販売する事になりました。

元々は京都大学にて医療殺菌用途で開発されたものらしいです。
それがどうして音楽舎で扱う事になったのか詳細はよく分かりませんが
ある方が音楽舎に持ち込まれたらしいです。

音楽舎の店長吉田さんも、最初は「がまの油」と言って信用してなかったらしいです。
ただ、あまりに熱心に勧められるので仕方なく使ってみたら、驚くべき効果があった。
との事でした。

この手の商品は、効果があるのか無いのかよく分からない物が
巷に多数出回っております。

これも そのたぐいではないかと思われる方がおられても当然と思います。
私自身も信じない方でした。
吉田さんが、「CDを持って来て下さい」との事でしたので何枚か持って行きました。
塗布する前と後で聞き比べしましたが、確かに音が変わります。
音が 滑らかになります。 CDの音の堅さが取れた感じでしょうか。

但し、音楽舎で聞いた時の、再生装置は別の方が持って来られていた
真空管アンプで聞きました。 
吉田さん曰く、出力トランスにいい物が使われているのでいい音がする。
との事でした。 
質の高いオーディオ装置で聞いたので差がハッキリ聞き取れたという事も
あると思います。


遅まきながら、家で試しました。
家の再生装置でも違いは聞き取れました。
ボーカル等で サ行がきつく聞こえるのが聞き取りやすくなります。
高い音だけでなく低い音もまろやかに聞こえます。


家で現在使っているオーディオ機器

CDプレーヤー オンキョー C-7000R
アンプ 自作インピーダンスコントローラ+自作デジタルアンプ
( 家の真空管アンプはバイアス用コンデンサの不良で爆発音のような
  大きなノイズが出るので放置してます。 いい加減修理せねば... )
スピーカー フォステクス/FE208ES-R+長谷弘工業/バックロードキット
( 家の中が散らかっておりオーディオとは、ほど遠い環境で聞いてます。
  バックロードの調整もしたいのですがいつの事やら...)



何故、音が良くなるのか。?
吉田さんによれば、CDに塗布する事により光の透過率が向上して読取り精度が
上がり本来のマスタの音質に近づくのではないか。 との事です。


今回の新商品「白金ナノ粒子水溶液(オーディオ用)」の容器の写真です。
ちょっと見には化粧品のビンみたいです。


使用法:
1. このビンは霧吹きになっているので蓋を取って CDを用意して
  CDのレーザー光が当たる銀色の面に霧を均一に吹き付けます。

2. メガネのクロスのような柔らかい綺麗な布で入念に拭き取ります。
  ( これによりナノ粒子が盤面のくぼみに入り込みます。 )

これだけです。


九州におられる方で 興味のある方は、音楽舎に行って実際に聞いてみて下さい。


余談:
 でも、逆に考えればそのような処置をしてない CDは何らかの読み取りミスを起こして
音質に影響を与える現象が発生しているのかもしれません。

CDプレーヤーの読み取りミス、あるいは ジッターに関してはいろいろ思うことがあり
書くと長くなるので、また別の機会に書くことにします。