★★★ 卓上丸鋸の治具作成(2010-06) ★★★


 工作室の作成時、手引きノコで切っていては効率が悪いのと直角精度が出しにくいので
で卓上丸鋸なる物を購入しました。  以下のような物です。

ホームセンターで 9,800円で売ってました。( アースマンTM-190 )
マキタとか リョービの方が作りがしっかりして精度面では良いと思われますが
値段が高いのでこれを買いました。

主に角材を直角あるいは、角度を付けて切断する用途のものです。
大きさ的に2×4材と相性がいい感じです。

ただ、実際使ってみると切れ味はいいのですが木材を手で保持するのは難点があるな。
というのが見えてきました。

やはり手で押さえつけているだけでは微妙にずれたりするのです。
それと、切り終わり間近で切断面に少し段差が付くのが確認されました。
何でかな。? と調べてみると スリットの入った丸いターンテーブルは、直径 25cmほどで
真ん中が僅かに( 外周に対し1mm程度 )くぼんでいるのです。 

これは理由は分りませんが意図的にこのように作られている物と思われます。
黄色のプラスチックのスリット部分は多少盛り上がっていますが定規を当てると
外周に比べ下がってます。
 多分、木材が切れる直前でこのくぼみに押しつけられ
切断面に僅かな段差が出来る物と思われます。

それで、手で押さえつけるのではなく卓上丸鋸と一体になり、丸鋸の横で
材料をクランプ出来るような台を作る事にしました。

今回作った台( というよりは敷き板 )に乗せる前の画像です。
左側のクランプする部分にまだ板が1枚乗ってません。
(高さ調整のため外してあります。)


で実際に1×4材を固定したところです。
切断面はきれいにまっすぐ切れるようになりました。

このクランパ付き台は、クランパ部分の高さ調整がやや面倒です。
これをきれいに合わせないとうまく切れません。
微調整は、クランパ部分の横板と2本の足の間に紙を挟んで調整しました。

それと切る際の位置決めですが刃を降ろした端よりも多少コンマ何ミリか余分に切られてしまいます。
それで切った材料をそのまま固定しておいて切断面から 15cm と16cm部分に印を付けました。

しかし、事前に材料に切断面の 16cm手前に印を付けて位置合わせをしても、やはり微妙にずれるので
刃を降ろした時の切断線との位置と、この指標の位置の両方を確認して切断することにしました。
コンマ何ミリのオーダーなので木工では気にしなければ気にならない誤差かもしれません。

動作は安定しているのでコツを憶えれば誤差は小さくできると思います。

あと、この卓上丸鋸に関して文句をいうならモーター音がうるさいです。

欲をいえば鋸刃の径がもう一回り大きい方がよかったかな。
2×4材の切断時、直角切りは問題有りませんが、45度の傾斜切りの場合厚み30mmまで
45度の斜め切りを行う場合は幅70mmまでで、2×4材にいまいち対応出来ません。

それとベースの青い部分がプラスチックなので耐久性がどの程度あるかは何ともいえません。
今のところいいです。


★ 2010年7月24日追加:

斜め切りをしたので画像を追加しておきます。
卓上丸鋸は以下のようにセッティングしました。 45度の切断です。


切断した材料の端材(切断面です。)
切断面の端がちょっとむしられた様になってますが紙ヤスリで擦ればすぐ落ちます。
,丸鋸の刃が 40Pでちょっとアサリが出ているのかもしれません。
(日本のメーカー製であればもっと切断面はきれいと思います。)


10年以上前、マキタの5606Aという普通の手で持つタイプの丸鋸を使って
定規を当てて合板を切ってましたが、新品時の純正の鋸刃の切れ味は
とても滑らかでした。
切断面もナイフでバターを切ったような滑らかさでした。
( 刃は替えましたが 5606Aは今も健在です。 ボディがアルミダイキャストで
  強度面で有利です。 合板の長い直線を切るとき使ってます。 )

それに比べると今回の切断面はワンランク下がる感じはありますが
私の用途では許容範囲と思います。


★ 2010年 8月 1日追加:


どの木工用電動工具にもいえますが、切断時の木の粉が出ます。
特に丸鋸系は木の粉が大量に舞い上がる傾向があります。
この卓上丸鋸の場合は後ろに黒い袋が付いていますが、回りに散って薄く積もって来ます。
まあ、半分は袋の中に入っているとは思います。
この機種に限らず粉塵対策は悩みの種です。
この木の粉を吸いすぎて喉と鼻が調子悪くなったのでは.. と思われます.。

ちょっと暑苦しいですが
マスクと防塵メガネをして作業した方が健康面ではいいと思います。
手袋は巻き込みの原因になりかねないのでしない方がいいです。