★★★  デジタルノギス データ表示器(DRO)の制作  ★★★

最終更新日 : 2010年 3月 3日

 お待たせしました。 出来ました。
PICマイコンによる、デジタルノギスのデータ取り出し、7Segment LEDによる表示器です。
今回は まだ実験という事で、工作機械等に取り付け使用するという事ではありません。

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注意:
 今回 作ったのは、楽天で ノンブランド激安ノギス(約 1,000円)で売られていたものに
コネクタを付けて信号を引き出し、その信号の仕様に合わせて表示器を制作しました。
 ノギスが、同じ信号仕様であればうまく行くと思いますが、市場には異なる信号仕様の
ノンブランドノギスが存在します。
 制作される場合は、オシロを持っておられるなら信号を測定して、私が使用した物と
同様の信号が出ている事を確認してから制作をお願いします。
信号の仕様は、「デジタルノギス(測定値の取り出し)」ページ内の PDFファイルを
参照して下さい。

 オシロが無い場合は、コネクタ部の左から 4番目のピンが GNDであれば
( 1pinと 4pinで導通が有ります。)私が使用した物と同じ可能性が高いと思います。
( 断言は出来ません。... )

 このページを Upした後に、別のサオの長いノンブランドノギスにおいて
全く異なる通信フォーマットの物を確認しました。
4pinに 電池の+側が接続されている場合(1pinを基準にして 4pinに 1.5Vが
出てる場合)は、異なるフォーマットと判断されていいと思います。
転送速度もかなり高速です。
この 4pinが 1.5Vのノギスに関しては、Type2として次の段階で対応する事にします。
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7Segment LEDの基板は去年作成した物があり、パターンが出来てます。


PICマイコン基板は、秋月電子のユニバーサルボードに作成しました。
使用PICは、PIC16F886( 28pin )です。
秋月電子で安く売っているので採用しました。



下は、開発風景です。
CPU(PIC16F886)のソケット部分に 28pinのゲタを履かせてます。
これは、オンボード上で PICマイコンのプログラム書き込みを行わせる物です。
デバッグ時は頻繁に書き込むため、これがないとちょっと不自由です。

白いケーブルがライターからのケーブルです。
右にある基板が ライター基板(秋月電子 AKI−PIC2プログラマボード(PICkit2互換))です。
パソコンとは、USBケーブルで接続します。
7Segment LED基板の下の箱は、電源ユニットです。 基板の電源は、5[V]のみです。


今回は、完成形として以下のようにアクリル板と 木製の板に基板を取り付けました。



電源ON直後は、まず全桁 0〜9の表示テストを行います。


次に、苦肉の -READY- 表示を行います。


右側にある白い押しボタンSWは、ノギスのリセット用です。
24.69mmを表示しています。

黄色のLEDは、データを受信中である事を示します。

インチ表示にも対応しています。 インチ表示の時は、青色LEDが点灯します。
ちょっと青色LEDが明るすぎますが...。


以上のような、デジタルノギスデータ表示器です。

短いですが、動画も有ります。
申し訳ありません。 m(v_v)m
最近間借りサーバーの空き容量が少なくなってきたので動画は外しました。

★ 今回の表示器についての回路図や ソフトに関しては全面公開します。
但し、あくまで個人での利用、または学校教育機関での利用に限定します。

★ 商用利用は、堅くお断りします。!!

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○ 基板作成に必要な詳細情報は、デジタルノギスDRO化.pdf を参照して下さい。

○ PIC16F886に書き込む Hexファイルは、Read_Caliper.HEXを使用して下さい。

○ 今回のアプリの WIZ-Cプロジェクトファイルは、Read_Caliper.lzh をダウンロードして下さい。
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この lzhファイル内にソースファイルを含め、プロジェクト開発に必要なファイルが一式含まれています。
 私が、記述したソースファイルは、Read_Caliper_user.c だけで
他はコンパイラにより自動生成されるファイルです。
( 現在のバージョンでは、まだ I2C通信機能は実装していません。)


この記事に関するご意見、ご感想、質問等あれば伝言板、またはメールにてお願いします。


最後に読者の皆様が、この表示器を作ることによって生じるさまざまな問題、損害に関して
私は一式責任を持ちませんので、自己責任で行って下さい。

では皆様の 楽しい電子工作の成功をお祈りして失礼します。