秋月 H8マザーボード改造
改造そのものは、かなり以前に行いました。
改造の最大の理由は、AE-3048( H8/3048)と、AE-3052A( H8/3052)の 両方のプログラムの書き込みに対応させるためです。
最初、マザー購入時は AE-3048しか扱っていませんでしたが、その後、AE-3052Aを使うようになり、マザーボードを両方のCPUに 対応出来るようにしたかったのです。
AE-3048と AE-3052は ROMと RAMの容量が増えた(それとクロックが早くなった)以外は、ハード、ソフトともに互換性が高く、ソフトではRAMの開始アドレスと、クロックの周波数に依存する処理(タイマーとRS-232Cのボーレイト)さえ気をつければソフトコンパチといえます。
ハード的にも、AE-3048、AE-3052の 2枚の基板はピンコンパチになっています。
ただ一つ異なるのは、プログラム書き込み時の電圧です。 
H8/3048は、+12[V]でしたが、 H8/3052は 5[V]です。
また、書き込みに関わる信号線の配線が若干異なります。
よって、この2つのCPU基板の 両方のプログラム書き込みに対応する事が最初の課題でした。
ついでに、デバッグ用に発光ダイオード8個、半固定抵抗器( A/Dコンバータ入力用 )をマザーボード上に追加しました。
見た目は、ちょっと狭苦しい感じになりました。
あと、発光ダイオード8個を、CPU基板の 5[V]レギュレータから取ると、点灯時やや電流を流すので発熱が気になりました。
よって、外付け回路用に別途 5[V]レギュレータを追加しました。
上の写真 左が、H8/3048の基板、 右が H8/3052の基板です。

ちなみに、2つのCPUの大まかな違いですが

            H8/3048   H8/3052
----------------------------------------------
ROM容量:       128Kbyte   512Kbyte
RAM容量:       4Kbyte    8Kbyte
CPUクロック周波数:  16MHz     25MHz
書き込み電圧:    +12[V]     +5[V]

CPU動作モードに若干違いがあります。
RAM容量が増えた分、RAMの開始アドレスが、4Kbyte分 若いアドレスにずれてます。

    3052対応のための改造詳細
以前のものと比べると上部放熱板を兼ねたパネルのスイッチが増えました。
パネルは作り直しとなりました。
このパネルに3端子レギュレータを 2個付けています。
スイッチは左から、電源SW、書込み/通常SW、次の2つの小さいスイッチが、2個組にして3048と 3052の書き込みの電圧と結線の切り換えです。
一番右が、ブレークSW ( CPUに NMIを 出します )
モニターデバッガにて使用します。
秋月のモニターデバッガの資料では、H8の NMI端子をいきなりSWにてグランドに落とすように書いてあります。
それを行うと、SWのチャタリングで、NMI割り込みが多重に入ったようになり好ましくありませんので、外付けのTTLで構成した RS-FFにてスイッチのチャタリングを取り除いています。
右側に2個 TTL ICが乗ってますが、RS-FFと LEDのドライバを構成しています。
真中より少し上に、横に8つ発光ダイオードと電流制限抵抗が並んでいます。
8本の抵抗の左にある、緑色の丸いのが半固定抵抗器です。
CPU基板のレギュレータには、クリップで挟みつける形の小さいアルミの放熱板を付けています。
電源は何とトランスです。
新しいマイコンに似合わない時代錯誤的な
電源ではありますがノイズの面では有利です。

バナナプラグで接続というのも風情があります。
昔の電気工作みたいでしょ。

アルミのアタッシュケース内は
こんな感じです。

RS-232Cのケーブルがちょっと
じゃまな感じです。

ちなみに、電源のケースと
CPU基板を入れてるケースは
台所用品の食品を入れるプラスチックケースです。
よって、やや ふにゃふにゃしてます。


ある方の要望により、マザーボードの裏面(ついでに
表面も)拡大した画像をUpしておきます。


<マザーボード表面拡大>

<マザーボード裏面拡大>

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